みなさんこんにちは!Lukaです。
今回は僕が留学なしでIELTS Overall 7.5を達成するまでの道のりについて発信していきたいと思います!
2023年3月に受けた試験でOverall score7.5を達成しました。
ここまでの道はとても険しく、2020年1月の初受験から2023年の3月まで計8回もの受験を通してやっと辿り着いた境地です。途中何度も挫けそうになりました。(長い期間にわたって受験していたとはいえ、受験料のことは考えたくないですね・・・汗)
IELTSを受験されたことのある方はお分かりだと思いますが、IELTSはTOEICなど2技能のテストとは違い、小手先のテクニックでは補いきれない真の英語力が問われる試験です。その分対策も骨の折れるものであり、スコア達成のプレッシャーを常に受けながら勉強を続けることは容易ではありませんでした。
当記事では具体的な勉強法をご紹介する前にそれぞれの受験に至ったきっかけやどのような心境であったのかをシェアしたいと思います。というのも、私がそうであったようにIELTS対策は孤独な勝負になりかねず、辛い思いをされている方もおられると思いますので、そういった方の支えに少しでもなれればななと考えています!
IELTS受験に至った理由
交換派遣準備期間(1~3回目)
まず私がIELTSの受験を志したきっかけは、大学の協定校で勉強ができる交換派遣留学を目指したことでした。海外経験がなく実際に英語での会話もほとんど行ったことのない私でしたが、幼少期から海外への漠然とした憧れはあり、専門科目を英語で学べる交換派遣留学に魅力を感じたことをきっかけに留学を決意しました。大学入学直後からIELTS対策講座を受けて対策している周りの友人に刺激を受け、僕も参考書を通して対策を始めました。Overall6.0を要件とするベルギーへの大学を目指しており、2020年1月の初受験から2020年の8月までの3回の受験を通してなんとか条件であるスコア6.0を達成しました。この段階ではいわゆる「勉強」というような机に向かって過去問を解くための勉強に終始していた覚えがあります。
こうしてやっとの思いで獲得したIELTSのスコアでしたが、新型コロナウイルスの影響の中、渡航を断念することとなりました。まだこの時点では「半年待てば渡航できるだろう」くらいの気持ちでいました。
大学院出願準備期間(4~7回目)
数ヶ月で終わるだろうと見くびっていたコロナ禍はなかなかあけず、3年生の春学期までもつれ込み、このままでは交換留学へ行けたとしても就職活動に影響が出るという恐れが出てきました。そこで僕は海外の大学院へ正規留学生として入学することを決意します。元々1.2年生の時点から、大学院でより深く学びたいと院進に興味を持っており(誇れる成績を取っていたわけではありませんが)コロナ禍の生活で「明日のことすらどうなるかわからない」と思い知らされたこともあり、多少リスクを背負ってでも今やりたいと思えることをやろうと、決意しました。
僕の目星をつけていた大学はどれもOverall7.0が求められており、渡航前に英語力もアップできて、留学も難しい中独学の方が安く済むから一石二鳥だろうくらいの気持ちで、要件の高さを楽観的に捉えていました(その後とてつもない苦痛に苛まれるとも知らず・・・)
IELTSのスコア有効期限は2年であり、2023年9月の入学時点で有効なスコアを提示する必要があるため、2021年9月以降の受験でスコアを取得しようと考えていました。そして臨んだ4回目2021年11月の受験。前回の受験から1年のギャップがあり、その間にコツコツと勉強を続けていた私は、「今回で7.0達成して、早く大学院進学の準備に進みたい」なんて理想を掲げていました。しかし結果は惨敗。自分の実力に見合ったスコア目標を立てず、高望みばかりしていた私は、readingのテストで時間が足りず最後の数問解けなかったショックを拭いきれず、続くListeningのテストに全くといっていいほど集中を保てませんでした。7.0をとる意気込みで臨んだテストでそれの二段階も下のスコアを取るなんて。。。と自分が情けなくてたまりませんでした。
この反省を活かし、その後の試験に向けて通しで解くことを練習しましたが、5回目の受験でも目標のスコアには辿り着かず。そこから4ヶ月の対策を経て受験した6回目でも惜しくも届かず。9月末が応募締め切りの日本学生支援機構(JASSO)奨学金の出願要件も同じくOverall7.0であったことから、この時期からかなり焦り始めます。また、周りの知り合いが初受験で7.0を達成したこと、自分の当初立てていたプランから大幅に遅れてしまっていることへの情けなさと悔しさも相まってこの時期はメンタル的にかなり苦しかったのを覚えています。
このような背景があったので、最終的に7回目の受験で達成した時はとってもとっても嬉しかったです。結果が出て感動のあまり涙したのを鮮明に覚えています。
大学院合格後無条件合格獲得への期間(8回目)
無事目標であったOverall7.0を達成したわけですが、戦いはまだ終わりません。Overallでは無事志望校の基準を達成したものの、すべてのセクションそれぞれで6.5以上を取らなければならなかったのです。。。そして無事志望校からも条件付き合格をいただいていた私は9月の入学までに要件の達成を求められています。
このような中3月に受けた試験ではなんとOverall7.5に到達し、これには本当に驚きました。というのもどう試験に向けては全くといっていいほど「対策」を行っていたなかったのです。おそらく、終盤での受験と違って「まだ期間があるから」という余裕のおかげで自分の能力を最大限出しきれたのではないかと考えています。
このようなIELTSとの格闘の日々を経て感じたことは、
・変にプレッシャーをかけすぎない(自分にも周りにも)
・実力を最大限出し切るため、余裕を持って受験を行う。
・やはり試験慣れもあるので、まず受けてみる(高い受験料が重荷ではありますが)
・とはいえただの語学試験なので、気負いすぎない
・高い受験料が気になりますが、受験はリラックスして受ける
かなり精神面中心になりましたが(笑)次回の記事ではそれぞれのセクションでどのように勉強したのかお薦めをご紹介いたします!