こんにちは。バロン・ナカタです。Twitterでフォローしてくださってる皆さん、こんにちは。いつも皆さんの「いいね!」が励みになっております。イギリスでの1年間の修士課程を終え、先日日本に帰国しました(正確には一時帰国という形になります)。
イギリスで修士課程を修め、来年1月より”イギリスに滞在しながら、アメリカの会社にリモートワークしつつ、日本に住むアメリカ人の恋人と遠距離恋愛をする日本人”という、ややこしいプロフィールの奴になります。本当にこれまで平凡な人生な人生を送り続けていた僕だったのですが、ある時から急速に歯車が動き始めたような感覚が、確かにありました。まだ何も成し遂げてはいない僕ですが、これまでの道程をお見せすることで、何かに挑戦したいと思っている手前、一歩踏み出せない!というみなさんに、勇気を与えられれば、ということで今回、これまでの人生や、夢について文章に起こしたいと思います。
これまでの人生をザッと振り返る
無事イギリスの大学院の大学院を修了できた(はず… まだ結果待ちの模様)僕ですが、大学卒業までの経歴、出自などは決して華々しいものではなく、特に大学入学までは、海外と縁もゆかりもない生活を過ごしておりました。母校のコネクティングイベントでお会いしたような、都会出身、英才教育を受けて育ってきたような人たちに対して、自称進学校出身、まあそれなりの大学(とってもとってもお世話になった大学なので大好きですが!!)を出て、いわゆるイギリスの名門大に入学できた僕は、この界隈において寧ろ異端なんだなと、思い知らされる日々でした。
ただ一つ。英語に対して、昔からネガティブな印象は持っておらず、むしろ常に憧れを持ち続けた人生だったので、「教科としての英語」はいつも得意で高得点が取れていたと記憶しています。しかし、実際に会話するとなるとまた話は別。実際の日常会話などは、酷い有様でした。
高校時代数週間短期研修のような形で来てくれた台湾人の学生をホームステイで受け入れた際に、何せ全く話せないため、特に好きでもないジャスティン・ビーバーの音楽を爆音で鳴らしまくることでなんとかその場をやり過ごそうとしていたのもいい思い出です。実際、どれくらいのレベル感だったのか、気になる方はいらっしゃると思います。大学一年時に収録した英会話の音声が残っていたので、恥を忍んでここに埋葬しようと思います。
(ちなみに、これは事前に用意したスクリプトを読みながら答えてます笑)
(ちなみにこのbeforeに対して、Afterは、こんな感じです。友達への誕生日メッセージの音声)
そんな中で大学院留学を志し、仮にも実現まで漕ぎ着けられたのはなぜか。たくさんの想いが交錯した上で下した決断でしたが、一番に背中を押したのは、学部2年時に予定していた交換派遣留学が、新型コロナウイルスの影響を受け、中止になったことかなーと思います。元々大学院進学に対して興味を持っていた僕でしたが、海外の大学院を本格的に視野に入れ始めたのはこの時でした。その裏にはやはり、「この人生、いつ何が起こるかわからない。やりたいことは、「今」やらないと、二度とできないかもしれない」ということを身をもって体感させてくれた、パンデミックの存在が大きかったように思います。それからは心機一転、志望校を定めるべく海外大学を調査し、次のステージへの夢を膨らませるばかりの毎日。
後々、かなり安直な判断だったと、後戻りできなくなった段階になって初めて後悔することになるのですが… いつでも後悔先に立たず。時にはこういった思い切りの良さも人生には必要なではないかと、今はそう思えマッスル。
ここから、英語資格を取るための勉強と、出願に必要な書類作りに奨学金の申請、そして課題活動など日々作業や勉強に忙殺される日々を送ることになります。はじめは5.5だったスコアも、最終的には7.5まで繰り上げることに成功しました。(勉強法など他の記事に記してるので、よければ見てください)
残念ながら給付型奨学金は得られず、将来の自分への多大なる借金(投資)を作ってしまったものの、念願だったKing’s College LondonのMA Global Media Industryからオファーをいただくことができました。このコースは社会学的アプローチと、人文学的なアプローチの両方を取り入れた研究をしている教授が多く、また修士プロジェクトの成果物も、必ずしも論文である必要はなく、例えば写真や映像など、個人として別のスキルを持っているのであれば、それと論文を組み合わせた作品でも受理してくれるという、フレキシブルなコースだったため、分野を横断した探究がしたかった僕にとっては、ぴったりなコースだと感じました。(結局、スタンダードな論文でコースを終えることになるのですが)
大学院の生活
無事、自分の希望していた大学に進学し、友にも恵まれ、思うがまま学問的探究に没頭できた時間は、何にも変えられない、貴重な時間だったと思います。(コースに対しては少々不満があり、金額に見合わないなと思ったこともあったのですが、この点に関してはまた後日別の記事でご紹介できたらと思います。)
特に、ディスカッションベースの授業スタイルで、世界中から集まった仲間と考えを深められたことはとても大きかったですし、研究を通して一生掘り下げたいテーマに出会うこともできました。(研究についてはこちらの記事で触れておりますし、今後書いていく予定なので、よければお読みください)
どのようにして、今のキャリアに辿り着いたのか。
さて、おそらくみなさんが気になってるのはここからのお話ではないでしょうか。
「イギリスから、アメリカの会社にリモートワークするってどういうこと??」
僕もまだ、困惑している節があるのは否めません。(笑)
遡ること約半年。大学院生活が半年ほど経過した頃、運命の出会いがありました。就活についてもそろそろ考えなければな…と思っていた中、久しぶりにLinked Inを開くと一件のメッセージが。開くと、メタバース内のアバタービジネスを行ってらっしゃるスタートアップ会社のCEOさんからのご連絡でした。ぶっちゃけ、LinkedInを取り巻くあの胡散臭い感じが苦手で、斜に構えてた僕でしたが、この時ばかりは、LinkedIn様様といった気持ちでした(笑)。何せ数ヶ月もログインしていなかったものですから、実際メッセージをいただいて少々経ってしまっていたものの、無事面談にこぎつけることに成功。
お話しさせていただいたところ、驚くほどに僕と同じ夢を描き、そのビジョンを実現されようと日々邁進されている方で、すぐに意気投合しました。無事インターン生として雇っていただけることになり、そこから約半年は、インターンと研究、留学生活という三兎を追う生活になります。ただでさえ短期詰め込み型のイギリス院生活に加え、インターンも!ということで、忙しい時期もありましたが、何よりインターンが楽しく、しんどい感じはなかったです。本当に恵まれた環境にいたな、と今振り返って改めて思います。
そして無事、三兎を追う生活を脱した今、僕は新卒のカードを捨て、その会社でともに夢を追い続けたいと心に決めたわけです。ただ一つ、問題がありました。どこで働くのかという問題です。リモートでこれまで働いてきたので、便宜上は、環境さえ整っていれば場所を問わず、どこでも働けます。ただ、僕は働き方としては対面で、かつオフィスで…というスタイルがよかったのですが、残念ながら現在の状態だと、アメリカへのVISAは出せないとのことでした。
ともすれば、別に日本に縛られる必要はない。なら、せっかくだしもっと挑戦しよう。という考えに至り、イギリスから働く選択肢を取ろうとなったわけです。イギリスには、大学や大学院卒業後に追加で2年間滞在できるビザがいただけますから、イギリス、もしくは欧州のメタバースイベントにもリーチできるし、せっかく作った大学院時代の友達ともあと数年、関係を続けられる。こういったビジョンのもと、1月にイギリスへ戻るべく、現在資金を集めているところです。
今後
メタバース・ファッションを盛り上げたい。という夢、情熱を胸に、これから飛躍していきたい。とはいえ、まだまだ自分の軸や土台は生成途中だから、これから着実に積み重ねつつ、夢へ向かってもっと飛躍していきたいと思っています。
まずできることとして、自分の思考や、メタバースについての情報をしっかりと発信すること。これまで行ってきたような、海外生活、異文化コミュニケーション的な部分と絡められる部分も大いにあると思ってますので、今後何かしら面白い形でメタバースを広めていければなと思っています。(Twitterの方針、ペルソナは少し変更するかもですが、ご勘弁ください…)
これまでをひとまず振り返ってみて…
まだまだ23年しか生きてこなかった僕が、何か人生について普遍的なことを言えるとは到底思ってませんが、これまでを振り返っても、意外と成り行きで舵を切ったタイミング、「とりあえずやってみよう」で蒔いた種が後々芽になり、それが今僕の前に広がる選択肢という実となって、人生を彩ってくれているな、という風に思います。
本記事が残す一大トピック、「日本にいるアメリカ人の恋人との遠距離恋愛」の部分は、まあまあ良いでしょう(笑)。「成就した恋ほど語るに値しないものはない」ものです。(『四畳半神話大系』より)
少々調子に乗りました。すみません汗
大切パートナーとあと少し、物理的には離れて暮らすことになるけれど、この関係もキャリアも腰を据えて、焦らず確実に進んでいきたいと思います。
何より、後悔しない人生を!パンデミックが教えてくれた教訓を胸に、今日も一歩ずつ前進していきます💪
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(個人垢、お仕事でmanageしてる垢)